新年のご挨拶と事務所の移転についてのお知らせ。そして後半は「この家のことなんだけど、、、」から始まる正月の家族会議について。
過去を振り返ると、元旦にいわゆる新年のご挨拶のようなコラムをあげたことはなかったようです。年末年始に新たな物件コラムがアップされることもほぼありませんので、新年早々にこのコラムを読み始めていただいている方は、よくぞこんな正月にこのサイトに辿り着いてくれました!ひとまず、新年のご挨拶を。
新年あけましておめでとうございます。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、それでは何故コラムを新年早々に書いているのかの本題ですが、鎌倉R不動産の事務所を移転することになったので、お知らせしたいと思ったことがあります。具体的な移転日もようやく決まり、2月1日になりました(一部では1月中旬くらいとお伝えしていましたが)。
移転日までは紛らわしくなるので住所については非公開にしますが、いまの事務所から徒歩4分ほどの、町名もいまと変わらず御成町という、すぐ近くに移転します。そして、いまは入口が分かりにくい事務所ですが、今度は場所がちょっと分かりにくいかもです。お越しいただく時には、できる限り分かりやすくご説明できるように頑張りますが、みなさまのご協力と楽しんでいただく気持ちも必要かもしれません。
新事務所の情報がこのくらいになってしまいますので、入口の写真だけでもアップします。
昭和な戸建住宅の玄関です。 はい、そうなのです。今度の事務所は元々は戸建住宅の建物です。昭和61年に建てられた、木造2階建ての建物で、事務所には靴を脱いであがっていただきます。内装はさすがにある程度はオフィス仕様に改装していますが、住宅感のある環境を鎌倉R不動産の次の事務所にしました。
これが理由ではないのですが、鎌倉R不動産は主に住宅の仲介をしていますので、住宅である環境を事務所にするのは、シンプルに良いことかもしれません。物件をどのように紹介しようか悩んでいるときに、住宅の神様が降りてきてくれるかもしれませんし。
実際に棟札が執務スペースのすぐ上で見守ってくれているのです。 こうして正月から、住宅のような事務所で不動産のことばかりを考える1年が始まるのだなと幸せな気分になっていると、話はころころと変わりますが、そういえば正月は、家族で住まいに関する会議がおこなわれる時でもあるのですよね。
おせち料理を囲みながら、お母さんに「そろそろあの話をしなさいよ」と言われたお父さんが、帰省してきた息子や娘に「この家のことなんだけど、、、」と切り出して始まるような、正月の雰囲気が一変するちょっと寂し気な家族会議です。
正月から鎌倉R不動産のWebサイトにアクセスいただいて、このコラムにたどり着いていただいた方は、もしかしたら正にそんな会議がされた後かもしれないですね。
鎌倉R不動産でご紹介する物件は、長年住んだ愛着のある家を手放されるオーナー様からのご相談が多いです。どこか寂しい気持ちを持たれていたり、いろいろな想いを聞くことが多いので、正月の家族会議の雰囲気は、想像できるところもあります。
正月があけると、所有されているご自宅に関するご相談を多く受ける時期にもなります。それだけ家族会議がおこなわれているのですね。鎌倉R不動産も、5年ばかりではありますが愛着をもって暮らしてきた今の事務所から、次の事務所へ移転します。ご相談をいただいたら、実際にお話を伺うのは、一般的な住宅の雰囲気が漂う新事務所になるかもしれません。
私たちで売買や賃貸のお役に立てそうでしたら、建物を拝見し、お話をお伺いして(そして、もちろん査定もして)、鎌倉R不動産のWebサイトでご紹介させていただきます。オーナー様が大切に想われていることや、私たちの視点での建物の魅力などを、共感いただける方に届くように物件コラムを作成します。
ごく稀に、そのコラムを読まれたオーナー様が、「やっぱり自分たちでこの家にもっと住みたい」と思いなおされることもあります。次に住まれる方を仲介するのが私たちの仕事ではありながらも、それはそれで鎌倉R不動産として何かのお役に立てたのかなと嬉しかったりもするのです。
みなさまの大切なご自宅のことを、新しい事務所で、丁寧に一緒に考えていける1年にしていこうと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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