2024.2.1 |
鎌倉R不動産の新事務所の改装と移転鎌倉R不動産 元旦に公開したコラムでお知らせしていましたが、鎌倉R不動産は2月1日に事務所を移転しました。 新事務所は、これまでの事務所に比べると鎌倉駅から少し離れますが、町名はこれまでと変わらず御成町で、鎌倉駅からは徒歩5分ほど。お客様とお話をするスペースと、私たちスタッフの作業環境をもっとよくできればと思っていたところ、御成町から離れることなく、この移転先に巡り会いました。 想像しながら楽しみながら、鎌倉R不動産の新事務所をつくる 建築スタッフのオノエです。普段は、お客様や自社のリノベーション物件の設計を行ったり、不動産の仲介も担当しています。さて、そろそろ年末も意識しはじめていた11月中旬、新事務所への引越しと、引越しまでに完了させなければならない改装の仕事がすべり込んできました。 本格的に移転が決まった段階で、引越し予定日まで約2ヶ月。年末年始もあるし、とにかく時間がない!そして、予算もあんまりない。設計作業は急ピッチで進みました。せっかく巡ってきた自社物件のチャンス。しかも自分が長時間過ごす場所です。過ごしやすく、かつユニークにしたい。現場と事務所を往復しながら、社内でもアイディアを出しあい、イメージを膨らませていきました。 考えどころは約10名のスタッフのデスクと、ペーパーレスの時代なのになぜか増え続ける書類たちをどうおさめるか。いくつかのパターンを検討した結果、窓に向き合うようにデスクと書棚をぐるりとコの字に。ミーティング時はくるっと椅子を回転させて集合。悩んでいた書庫は、4畳ほどのくつろぎスペースの頭上にロフトを作ることにしました。 デスクは極力、もとからあったラワンベニヤのものを再利用。さらにラッキーなことに、気になっていた古材店のセールのお知らせが。これ幸いとスタッフ数名で乗り込み、少し奮発して、玄関を開けるとインパクトのある「顔」になるような古い蔵戸と欄間をゲット。古材とラワンベニヤという、重厚さとラフさのバランスが鎌倉R不動産っぽいんじゃないかと、目指したい雰囲気が見えてきました。 現場が始まると、そこからはあっという間。経験豊富な職人さん達がテキパキと現場を進め、古民家ならではの構造材や仕上げの不均等さもなんのその。設計も含めて現場合わせで頭をひねりながら、美しくおさめてくれました。 やり残したことや、正解かわからない部分は、正直、あるのです。しかし、あとは使いながら考える。考えながら、変えていく。DIYマインドを実践する場所になればと思っています。 新事務所のご案内 |
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