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2025.4.20
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街を楽しくする 場所の自由 作戦アリ

鎌倉の御成通りに広場出現!dig kamakuraってなに!?

鎌倉R不動産
 

鎌倉駅西口から御成通りを進んで2分ほど。これまで空き地だった場所が、誰でもつかえる広場になりました。

※この広場の最新情報については、公式Instagramアカウント を是非フォローしてください!!


設置したモジュールたち。設置中に通りがかった子供が、さっそく箱に登ったり乗り越えたり、自由に遊んでくれました。

ここは、鎌倉R不動産でご縁があって、建物を建てることになった場所です。御成通りのとても良い場所なので、商売される方などへの賃貸物件を建築予定です。物件についてはまたいつか公開しますが、着工は早くても秋頃。ということで、それまではみんなで使える広場として開放することにしました。


4/19にイベントを開催しました。当日の様子は末尾にて。
dig kamakuraってなに!?

この場所を、鎌倉らしくて、鎌倉R不動産らしい場所にしたいなと思って、dig kamakuraと名づけました。この場所をどんな風につかって欲しいかをお伝えするためにも、ここでdig kamakuraについて説明させてください。


試掘調査中。人力でどんどん掘り進める。。。

これは広場になる数カ月前の写真です。鎌倉に住まれている方は比較的よく見かける、埋蔵文化財の試掘調査です。鎌倉市のほとんどの土地は埋蔵文化財包蔵地。掘れば何かが出てきます。この土地も埋蔵文化財包蔵地で、建築を進めるにあたり、行政で決められた手続きに従って、試掘調査をしました。

この試掘調査が、建築主にとってはなかなかやっかいです。試掘の結果と建築プランによっては本掘調査が必要となり、その場合はコストと期間がかなりかかることになります。建築主の恐らく全員は、試掘調査で建築に影響が出るような埋蔵文化財が見つからないように祈っているはずです。

わたしたちも、そんな気持ちで試掘調査に立ち会っていました。「何も見つかるな!」と願いながら。でも、そんなわたしたちの目の前で、3名の調査員の方がスコップ片手にどんどんと大きな穴を掘っていくのです。2m×3m四方で深さ2.5mほどのぽっかり空いた穴。その光景を見て、その大きな穴を覗いていると、これは何かが出てきそうだなという諦めの気持ちが。。。そうなると、だったらもう楽しんだほうがいいんじゃないか、という気持ちに変わっていったのです。

調査員の方に「これまで掘り出した一番凄いものって何ですか?」なんて聞いてみました。そしたら、表情がパッと変わり、「いやー、それを聞かれると、永福寺の奥の二階堂のあたりで、すごいものを掘り当てたことがあって、あれはたまげたなー・・・」なんて話が始まって。

わたしたちにとっては困ることの多い試掘調査なのですが、そんなときこそ楽しんでみる。そういう考え方って、鎌倉R不動産としても大切にしてきたことだなと。ネガティブにおもわれる物件を、個性を持った物件だと考えて積極的に紹介してきたことと似ているのではないかと。

そんな「掘る」ことって、鎌倉らしい。そしてもしかしたら鎌倉R不動産っぽいのかも、と思い始めたところ、英訳した「dig」がグッときたのです。「dig」といえば「ディグる」って言葉があったなと。レコード屋でレコードを探し出すことを「ディグる」と言ったりして、日本発のスラングのような言葉でもあるみたいです。私たちがこれまで個性ある物件を見つけて紹介しつづけてきたことって、言葉にすると「ディグる」はなかなかぴったりくる。ディグる不動産屋、鎌倉R不動産ってそんな感じかもですね。


私たちの物件の探し方って、レコードをディグるような感じ。

そんなことから、私たちの事務所にも近くて、比較的ローカルの人が多く行き交うこの場所を、dig kamakuraと名づけました。私たちが好きな「ディグる」ことが広がっていけばいいなと思っています。

御成をディグる!!

そんな思いを発信するために、「御成をディグる」というイベントを開催しました。digメガネなる木製型のメガネを持って、ここ"御成町"で好きな場所を見つけてきてもらったり、木製ロープチェアを作って自分の好きな使い方を見つけてもらったり。


御成の青空の下、子供だけではなく大人も夢中になって椅子作り。

木製ロープチェア制作。まずはパーツを切り取ることからスタート。

突然あらわれた広場でのイベントに御成通りを行き交う人たちが足を止めてくれる。

スペシャルティコーヒーロースターの27 COFFEE ROASTERSが、ワークショップの隣でハンドドリップコーヒーを提供。

digメガネを持って、御成をディグりに出発!

作った木製ロープチェアをもって由比ヶ浜海岸へ。

こんなイベントをたまには開催しながら「ディグる」楽しさを広めて、dig kamakuraをみなさんがいつでも自由につかって自然と「ディグる」ようになることを目指しています。そんな姿を見ながら、この広場といずれ建つ建物の運営にも活かしていきます。

今後のイベントなど最新情報はInstagram @dig_kamakura をフォローしてください。

イベントや出店、空き地の利活用などについては、下記フォームよりお問合せください。
dig kamakuraについて

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