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2017.5.1
real local

稲村ガ崎三丁目不動産株式会社が面白法人カヤックの子会社に

 

稲村ヶ崎R不動産を運営する稲村ガ崎三丁目不動産株式会社は、面白法人カヤックの子会社となりました。ともに鎌倉を基盤とし移住者として鎌倉の素晴らしさを東京に向けて発信している会社です。

カヤック代表の柳澤さんは面白法人を鎌倉の会社として上場に導き、カマコンバレーを発明し多くの起業を促し、鎌倉のためになることを生み出し続けています。

稲村ヶ崎R不動産は、R不動産グループの一員として鎌倉や逗子、葉山、湘南エリアの不動産を当地ならではの視点で探索しセレクトし当地の魅力を、物件を通して伝えています。

稲村ヶ崎R不動産トップ画面

そもそもの話しですが、稲村ヶ崎R不動産誕生のきっかけを作ったのは柳澤さんなのです。

当時、引っ越し好き、鎌倉好きが高じて不動産屋開業を目指していた藤井は、まず柳澤さんに相談しました。カヤックとの協業を持ちかけたのです。もちろん、本業で多忙な日々を送っている柳澤さんですから、そのタイミングで不動産業への進出はないに決まっています。

ところが、柳澤さんは当時の鎌倉本社1階のbowlsで不動産業界のミニ交流会を催してくれました。その中に東京R不動産の林さんがいたのです。これが鎌倉におけるR不動産の始まりです。

設立以来、会社も物件の選定も私の個人的な思いが強く反映されてきました。小さな市場に不動産屋がひしめき合う鎌倉。土着して成長を目指さず、ここの魅力を伝える、そして変わりゆく鎌倉の景観を少しでも残したい。

R不動産という冠はとても力強く、こうした思いを感じとってくれるお客様や売主、貸主様など多くの方が創業以来当社を訪ねてくれています。

みなさま、ありがとうございます。

稲村ヶ崎R不動産オフィス

しかし街の景観を救えない敗北感に打ちのめされることも少なくありません。成長しない事業運営ではダメだと思うようになりました。

ともかく自分たちの技量をもっともっと上げていかないと、それに資本というかマネーの力も必要だと考えるようになりました。つまりこの会社を定点観測的立ち位置から成長させようと思い始めたのです。

そこで、一級建築士事務所と一級建設業の免許を取得し、不動産仲介とともに建築を業として開始し、古い建物の再生と運用、仲介した土地や建物を尊重した建築など密かに行っています。そしていずれ危機に瀕している残すべき建物や土地を自力で取得してなんとかする、なんて夢も描いてみました。久方ぶりに錆びついた事業脳を動かし始めたのです。

稲村ヶ崎R不動産

そんな矢先、柳澤さんからカヤックで不動産機能を持ちたいので一緒にやろう、という提案がありました。

この提案を断る理由を一所懸命考えてみました。しかし一切思い浮かびません。予定調和というと神がかり的ですが、それぞれの必然性が10年の時を経て育ち邂逅(かいこう)したのだと思いました。

R不動産の吉里さんと林さんもカヤックさんとなら、ということで賛同をいただきこの話しが実現することになりました。

もちろん、稲村ヶ崎R不動産はいままで通り、いやこれまで以上に、ユニークで面白い、私たちがいいと思う物件を紹介していきます。「R不動産、つまんなくなったよね」と、決して言われぬようスタッフ一同気合いを入れていきます。改修やリノベーションのご相談もお気軽にどうぞ。

その上で、カヤックという鎌倉愛にあふれた会社と一緒に進むことで、このまちの魅力をさらに高めていきたいと思っています。

荒れ気味の稲村ガ崎海岸

これからも稲村ヶ崎R不動産をどうぞよろしくお願いします。


稲村ガ崎三丁目不動産株式会社
一同

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