1950年代に計画された「最小限住宅」の、隠れた名作のひとつではないでしょうか。
※内覧会は終了いたしました。ありがとうございました!(2015.3.2)
高床式のコアが中央部にあるため、浮いているような離れなのです。 稲村ヶ崎R不動産(現 鎌倉R不動産)で募集を開始した推定昭和29年に建てられた、中央にコア(核)をもった高床式の木造の離れ。
離れとは言え、住宅に必要な最低限の機能が合理的に整理されていて、日本の住宅建築史における1950年代に計画された「最小限住宅」のカテゴリーに入る、隠れた名作のひとつではないだろうか。と私は密かに思っています。
募集にあたって、多くのお問い合わせが見込まれるので、内覧会形式にさせていただくことになりました。
使われている素材や建具の納まりなども見所が随所にあります。大谷石のコア部分とその周辺の建具、造作された収納や寝室に設置されたスポットライト、深い軒の出や浴室・便所の天井仕上げなどなど。随所に良材が年を重ねた風合いを発見することができます。
離れではありますので、それなりに制限などもあるので募集ページをよく読んでいただき、「我こそは!」という方、是非ご予約下さい。
小さな空間に魅力が詰め込まれた離れです。 ■「タカユカコア ハナレ」内覧会
日時:2015年2月28日(土)、3月1日(日)
時間:13:00〜16:00
※上記時間内にて順番に事前予約制とさせていただきます。