2段目の平場西側方向です。人工物が消えた。
人工物が視界から消え、緑囲まれる広い土地でした。
斜面地ですが、一段目と二段目に分かれるように平場があって、それぞれからは見える景色が違います。
大町六丁目に向かって進んでいくと、そのほとんどの道は、車一台ほどの幅です。「ここで待つ」という暗黙のルールが色々な箇所にあって、ちょっと独特なまちです。でも、住民以外は近寄りがたいからこそ、ちかくの逆川(さかさがわ)には蛍やサワガニが居たりします。
さて、物件には駅から歩いて24分ですが、何かの乗り物で現地に来れば割とあっという間。たどり着いてみて、よし、と物件の前に立ってはみるものの全体像がよくわかりません。とりあえず目の前には森が広がるのみ。
道路状の部分に車を停められますので、私もこの日は停めましたが、そこからすでに高低差があります。車高の低い車は、底をこすりますのでお気を付けください。少し登ると、建築小屋の様な小さな納屋がありました。
そこまでは登りやすくて良いのですが、そこから先は本格的な斜面が始まるのです。足場の悪い斜面を少し登ると、すぐに一段目の平場が広がります。
近隣の屋根も遠目に見えますが、十分な緑を体感できると思います。この部分も広さとしては、普通の家が建てられそうな広さがあります。
でもこの物件の最大の魅力は、まるで奥座敷の様な二段目の部分にあると思います。一段目から緑のトンネルの斜面を登るのですが、これがちょっとキツイ。この日、何度一人でズッコケそうになったでしょうか。
もうわざわざ上まで行かなくてもいいだろうと思いながらも、心のどこかで行かなければと、緑が呼んでいる様な気がしてならないのです。
そんな苦労しながらも登りきると、さっきまで見えていた周囲の屋根などの人工物が消え、360度見まわしても緑につつまれている景色は、なかなか得難いものかと思います。
でも、正直帰りの下り坂はちょっとコワい。とりあえず、斜面の家を守る擁壁工事と階段の整備工事は必要ですが、必要な安全対策を講じたなら、そこは自分だけのパラダイスが待っていることでしょう。
二段目から一段目にかけてRC造の斜面に建つ家を造れば、全部屋から景色を楽しむことができたり、想像は膨らみます。天窓と普通の窓の間位の、取付角度45度くらいの解放できる窓を付けたなら、鳥が遊びに来てくれそうです。
お越しになるときは、どうぞハイキングの靴でお越しくださいね。
※がけ条例、土砂災害特別警戒区域に該当しています。建築物に制限がかかったり、擁壁工事などの対策を講じる必要がある場合があります。
お気に入り
- 価格
- 4,570万円
- 専有面積
- 管理費
- なし
- 修繕積立金
- なし
- 所在地
- 鎌倉市大町六丁目
- 交通
- JR横須賀線「鎌倉」駅 バス4分 「名越」バス停 徒歩12分/JR横須賀線「鎌倉」駅 徒歩23分
- 建物構造
- 所在階
- 築年
- 土地権利
- 所有権
- 土地面積
- 1,142.52㎡
- 都市計画
- 市街化区域
- 用途地域
- 第一種低層住居専用地域
- 建蔽率/容積率
- 40%/80%
- その他費用
- 設備
- 公営水道/都市ガス
- 備考
- 地目:宅地/山林/雑種地/現況:更地/引渡時期:相談/接道:東側約4m私道/接道長さ:約3.3m/鎌倉市まちづくり条例/第2種風致地区/文化財保護法/造成宅地等規制法/景観法/土砂災害(特別)警戒区域
- 取引態様
- 媒介
情報修正日時:2023年7月2日
情報更新予定日:2024年12月7日
※掲載の情報が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。
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