きたれ、バルコニスト

【再募集になりました】
どうせなら、ベスト・バルコニストになっていただきたい。約86平米のルーフバルコニーは、なんと住居部分より大きいのです。

バルコニストという言葉、バルコニーを楽しむスペシャリスト、くらいの気持ちで思いついたのですが、すでに「バルコニスト協会」なるものがこの世には存在していました。それだけ、コロナ禍を経て、バルコニーの可能性が注目されていると考えてよいのかも。

さて、階下を見ると、これだけの広さのバルコニーを使いこなしている住人はそうはいない様子。ならば、あなたがベスト・バルコニストになろうじゃありませんか。

例として、私から2つの提案を。まず、下準備として予算が許す限り、外部用のウッドパネルを敷きましょう。テカテカしたシート防水は照り返しも厳しく、居心地の良い場所になりづらいですから。

その上で提案その1。季節を遊びつくしてみよう。夏はビニールプールとビーチチェア、パラソルを置いて。飲み物は冷蔵庫まで取りに行けるので、いつでも冷え冷え。ちなみに、2mx2mのビニールプールなら16面置ける計算です。冬に雪が積もれば、それは誰に踏まれることのないあなただけの新雪。雪合戦、雪だるま、カマクラまで思いのまま。

提案その2。何かを大量に干してみよう。家族の洗濯物やシーツはもちろん、梅干しや干し柿、相模湾の海産物を干物にしたり、海水を利用して塩作りもできるかも。

だんだん楽しくなってきませんか。せっかくの平場と日当たり、アイデア次第でもっと面白い使い方ができるんじゃないかと思うのです。庭付き戸建じゃなくたって、これだけ広く、最上階なら、プライベート性のある外遊びが可能なのだと気づきました。

階下の住民への音やにおいの配慮や、重すぎるものの設置、吹き飛び防止対策などは、バルコニストの皆さんには言うまでもないかと思いますが、念のためにご注意を。

眺望は写真の通り、鎌倉中央公園から六国見山の山々まで見渡せ、とても気持ちがいいのです。間取りは奇をてらわない3LDK。築26年ですが、オーナーが度々メンテナンスしているので、室内はほどよく更新されています。

最後に、台というエリアについて。最寄りは湘南モノレールの富士見町駅ですが、JR大船駅までも自転車で約10分。道路を挟んで向かいに小学校、徒歩15分圏内に鎌倉中央公園や台峰緑地と、便利でありながら自然も近いエリアです。

さあ、バルコニストの皆さん。このバルコニーを楽しみつくすアイディアを練りながら、見に来てください。