2020.7.4 |
鎌倉団地に暮らすひと 第1回・Sさんご夫婦渡辺麻里子(鎌倉R不動産) 「鎌倉R不動産」がプロデュースする「鎌倉団地」に暮らすひとをご紹介するコラム。 Sさんご夫婦の朝は、夫婦での部屋の掃除で始まります。朝はぼんやりしていても、掃除で身体を動かすことによって、目が覚めてくるので日課にしているそう。「鎌倉団地」は団地内に緑も多く、太陽が昇るのと共に鳥が鳴き始めてとても爽やかなのだそうです。 自宅で作業をするため、ときには気分転換を。なんと、団地(鎌倉市内でも山の方です)から海まで歩くといいます。山から降りてきて、海まで行き小町通りの賑わいを確認して、御成町あたりで食材などの買い出しをするそう。お二人は車も自転車も持っていないため、徒歩で出かけています。もともと山歩きが好きなのだそうで、特に不便は感じていないそうですが、買い物が多くなってしまったときには、帰り道の銭洗弁天あたりで少し後悔するのだとか。 そうして陽が暮れて、仕事を切り上げて自宅でゆっくりと過ごしていると、自然に眠くなってくるそう。都内から「鎌倉団地」に引っ越してきて生活のリズムが作れるようになったことを実感しているといいます。当たり前のことのようで、東京で長く過ごしていると忘れがちな、とても大切なことですね。東京を離れて変わったことといえば、仕事についての考え方も、とSさん。最初は都内から離れて大丈夫だろうか、と不安もあったそうですが、まったく問題はなく。むしろ、自然の中に身を置くことによって今まで以上に仕事に対して向き合っていると感じるそうです。 Sさんご夫婦と「鎌倉団地」との出会いは、「鎌倉R不動産」の募集記事がきっかけでした。実は結婚してすぐのころ、鎌倉市内に住んでいたお二人。震災を機に当時の勤め先の近くに、と都内へ引っ越しをされましたが、「また鎌倉に住みたい」という気持ちがあったそうで、ずっと「鎌倉R不動産」のサイトをチェックしていたそうです。 山の中にポツンと存在する団地というのも気持ちをくすぐられたそう。入口から坂を登るにつれ開けていく感じや、山の中の小さな町のように棟が並ぶ様子、可愛らしいバスロータリーやたくさんの公園。建物の色もありがちな白ではなく、茶に近いベージュ、というところもなんとなくイギリス映画の世界のようで気に入ってしまったそうです。 Sさんご夫婦が住んでいるのは「鎌倉R不動産」が改装工事を手掛けたDIY可の賃貸物件。DIY可というところにも魅力を感じたそうで、入居してすぐに壁の色を塗り替えたり、必要なところに棚を設置したそう。賃貸住宅ではまだまだ自由度が低い日本の不動産市場ですが、DIYで自分たちらしく住める物件は魅力的だといいます。今後は洗面台やキッチンに手を加えたいそうで、どんな仕上がりになるのかとても楽しみです。 いいことづくしの「鎌倉団地」ですが、困っていることはないですか?と聞いてみると、しいて言うなら、ヘリコプターが一日に何度か通って最初は音が大きくてびっくりしたとのこと。また、Sさん夫婦の区画はエレベーターなしの5階部分で、荷物が多いときには汗だくになってしまうと言います。また、自分たちは大丈夫なのですが、と前置きした上で、虫が多いこと。と教えてくれました。虫は都内ではなかなかお目にかからないかもしれませんが、山の中にある「鎌倉団地」では、もちろん虫もたくさんいます。名前も知らない蛾などもいて「鎌倉団地昆虫図鑑」を作れそうなくらい、だそうです。 最後にSさんご夫婦から、これから「鎌倉団地」に住みたい方へのメッセージを。 ~「鎌倉R不動産」からのコメント~ Sさんご夫婦は、内見のときにもお二人で鎌倉駅から徒歩で現地まで来てくださったことを覚えています(駅からは徒歩30分はかかるのでは?)。こんなに山歩きが好きな方なら大丈夫!とビビッときて、実際に暮らし始めてからもやり取りをさせてもらっていましたが、本当に団地での生活を楽しんでくれていて嬉しいかぎりです。これからのDIYの計画もとても楽しみです。 |
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