午後の日差しは順光になる
【価格変更しました】
この立地から晴れた午後の日差しになると、順光(背後からの光)で七里ガ浜方面を眺めることになり、不思議と海の青さが強調されるのです。2枚目の写真に写る小さなベランダに腰かけて、東の海をずっと見ていたくなる風景です。
七里ガ浜の景色といえば、プリンスホテルの駐車場あたりから西方向の江ノ島、伊豆半島、富士山を望むのが定番と言えそうですが、七里ガ浜の西端になる小動(こゆるぎ)の岬から東の景色は、なかなか見る機会は少ないですね。
この家は腰越の小動岬の一角にあり、東の海の景色を望みます。写真1枚目の風景を70年以上に渡って眺めてきた窓なんだと思うと感慨深いものがあります。家が建ったころは周囲や七里ガ浜の住宅地にはまだ建物がまばらだったのではないかと思います。
建物は昭和20年築の古民家ですが何度か手が入っているようで、建具などは無垢材を使用して和の趣を壊さずに修復されています。水まわりなど生活に必要な設備は更新されたほうが良いでしょう。
1階は引き戸の玄関でたたきを上がると、年季の入った光沢のある板間から廊下伝いに6畳と8畳の部屋へと続きます。庭に面した廊下は縁側にもなります。この縁側からも海を眺めることができますが、庭のブロック塀を低い板塀などに付け替えればもっと眺めはよくなるでしょう。庭は季節で咲く花木があります。
純和風と言えるこの家は住居はもちろんですが、民泊やゲストハウスとしての利用も検討できるのではないでしょうか。第二種住居地域ですので宿泊施設の可能性も探れそうです。現状は駐車スペースがないため近隣の駐車場を利用していただきますが、江ノ電腰越駅まで徒歩4分ほどなので普段の生活に支障は少ないでしょう。
小動岬周辺は134号線から入ると路地は細く、腰越漁港を中心とした漁師町の雰囲気を今も保っています。近隣にも同年代の古民家を利用した店舗があり、昭和のノスタルジックな味わいがある街です。
撮影を終えて2階の雨戸を閉める前に、東の海を眺めながらいつまでも残したい建物と風景だなと思ったのでした。
※建物契約不適合は全て免責とします。
お気に入り
- 価格
- 1億3,800万円
- 建物面積
- 118.84㎡
- 管理費
- なし
- 修繕積立金
- なし
- 所在地
- 鎌倉市腰越二丁目
- 交通
- 江ノ島電鉄線「腰越」駅 徒歩4分/小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅 徒歩16分
- 建物構造
- 木造 2階建て
- 所在階
- 築年
- 1945年
- 土地権利
- 所有権
- 敷地面積
- 180.96㎡
- 都市計画
- 市街化区域
- 用途地域
- 第二種住居地域
- 建蔽率/容積率
- 60%/200%
- その他費用
- 設備
- 公共水道/公共下水/都市ガス
- 備考
- 地目:宅地/現況:空室/引渡時期:相談/第3種風致地区/津波災害想定区域内/現状駐車スペースなし/庭付き/住居兼事務所可
- 取引態様
- 媒介
情報修正日時:2023年12月11日
情報更新予定日:2024年12月5日
※掲載の情報が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。
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