大屋根チョコレートベース

【賃料を変更しました】
甘酸っぱいベリーソースの赤い大屋根にビターチョコレートをまとったラップサイディングの外壁。こう表現してしまうと、もうチョコレートケーキにしか見えません。絵本から飛び出してきたような可愛らしい家にはオーナーの遊び心が詰まっていました。

メイン写真の角度からだと一瞬平屋かなと錯覚してしまうのですが、角度を変えた2枚目を見るとこの家が大きな屋根に覆われた2階建だということがわかります。よくよく見るとバルコニーがおかしな位置についているのですが、それは後ほど。

室内は床だけでなく壁までオール無垢材。1階から天井を見上げれば、下地合板と大引が露出していて無骨な印象も。ダイレクトに木の温もりが感じられるこの山小屋風なテイストは、賃貸だとなかなか出会う事が稀なのではないかと思います。

ダイニングの隣に広がる土間ガレージは、車1台を入れてもまだまだスペースが余りそう。せっかくなら趣味を楽しんだり、自慢のコレクションを愛でるスペースにしてしまいたい。

愛車やバイクを好きなだけいじったり、イーゼルを立てて思うままに筆を走らせてもいいかもしれません。ダイニングとは続きの空間になっているので、食事しながら酒を飲みながら愉しむことができるのが嬉しいですね。

リビングから螺旋階段で2階へ上ると、吹き抜けの空間に構造材が走っています。そして部屋の隅には上へと上るハシゴ。おそるおそる上ってみると3分の1畳ほどしかないスノコ状の床と窓が。なぜここにこんなスペースがあるのかと思いながら窓の外を見ると、なんと江ノ島が見えるではありませんか。

写真ではわかりづらいのですが、肉眼だと意外と大きくシーキャンドルもくっきり。外から見えたバルコニーはこの窓から繋がる見晴らし台だったようです。人一人が限界というサイズのコンパクトなスペースなので、江ノ島を眺めたい時は譲り合ってご利用ください。

物件から辻堂海水浴場や鵠沼海岸までは自転車で8分ほど。海へと誘うように玄関やガレージにボートの木製パドルが掛けられています。この家を遊び心を持って使いこなしてくださる方お待ちしています。