小さな家で大きく妄想

海の見える、小さな別荘を持ちたいと思っているのです。

小ぶりな建物で、二人で滞在するのには十分な大きさ。海はどーんと見えなくてもいいけれど、周りは静かな住宅地か自然環境で、車が置けるスペースも必須。リノベーションにがっつり費用をかけられるような物件価格。そして、自分たちのセンスで改装できる家。

そういった物件、探しても無いときはない。でもあるときはあるのです。

秋谷の国道134号線から海側に入ると、小高い岬のような地形をした住宅地があります。住宅地を端まで進むとその先は畑と森。付近の住民以外は入ってこないような立地で、とても静かです。その家は住宅地の端に建っていました。14坪の小さな土地に木造の古家。2階からは海が少し見えるのです。

築32年が経過した木造の建物は全体的に経年で傷みが進んでいます。現況は1LDK＋ロフトで、セカンドハウスやアトリエ向けの大きさです。過去にリフォームされた跡がありますが、全体的に古さと傷みがあるので、水まわり一式、床、壁をひと通り張り替え、建具は調整または交換。できれば外装も塗り直しが良いでしょう。また、この家は大きなロフトがあるので、使い方は現地を見ながら考えましょう。

現地で外と中を何度も往復して、見れば見るほど妄想できてしまう、ポテンシャルがある物件と思うのは自分だけでしょうか。

注意点としては車を置くスペースが軽自動車に限定されます。134号線から現地へ向かう道幅もせまいので、軽自動車が使い勝手よいかもしれません。