鎌倉観測

鎌倉を見下ろす眺めといえば、鶴岡八幡宮の境内に入り、本宮へ向かう大石段という階段を上がったところから振り返った眺めだと思うのですが、その感覚を日常に取り込めそうな物件を見つけました。

ビルの最上階である5階からは、鶴岡八幡宮の参道である段葛（だんかずら）をたっぷりと眺めることができます。段葛は鎌倉の四季を感じることができますし、街の活気を感じます。

春には桜が咲きます。それを朝から晩まで楽しめるのは結構贅沢な環境だと思います。なぜなら朝は人が少なく清らかな桜を、日中は人がたくさんの微笑みと携帯を掲げて歩く様を楽しめます。そして夜にはライトアップがあるので夜桜をお楽しみいただけます。

私の記憶では、22時頃に桜のライトアップが終わると思うのですが、この瞬間がいいんですよね。桜への照明は消えて、灯篭だけになる瞬間が映画のセットみたいで心が動きます。これを毎日楽しめるなんて、うらやましい。

この他、元々アパレルブランドのポロ・ラルフローレン鎌倉だった西洋風の建物が今後どうなるのか、など見どころ万歳です。

さて、少しマニアック過ぎる話になってしまってきたので、室内のお話を。リビングは朝日がしっかりと入る東向きです。さらにバルコニーも隣接しているのですが、窓が大きく開いているので、一層気持ちよく過ごせると思います。

ちなみに、この東向きの眺めも好きです。真正面に広がる緑は衣張山。モリモリとした緑が続く眺めには癒されます。そして眼下には妙隆寺の瓦屋根が鎌倉らしい雰囲気を感じます。

おっと、ついうっかりまた眺望の話に脱線してしまいました。こうした眺めを楽しめるリビングは３方向に窓があり、キッチンも隣接しています。キッチンもしっかりめな印象。スペースにゆとりがあり、３口のガスコンロは料理好きの方にはうれしいですね。

水まわり設備はサイズにゆとりがあります。それなりに年数は感じますが清潔感があって使いやすそうです。

個室は和室と段葛を眺められる洋室。寝室を和室にして洋室ではセカンドリビング的な使い方か、在宅ワークスペースとしても良いかもしれません。仕事に没頭し、少し休憩となった際には、マグカップ片手に鎌倉観測をお楽しみください。