そうだ、ロフトにいよう

天井の低い部屋を見る度に、「天井は低い方が落ち着ける」と言われていた建築家のことを思い出します。そんなことを思い出させる物件を見つけました。部屋ではなく、ロフトですが。

ロフトといえば、暗く狭いイメージを持たれいる方が多いと思います。しかしここの広さは10帖あり、ロフトにしてはかなりゆとりがあるかと。イメージするならば、上手く配置すれば大人5人ほどが寝られるくらいの広さ。天高は、1.4m。法律で定められているロフトの高さが1.4mまでなのでMAXの高さです。低すぎると圧迫感を感じるので、これくらいの高さが絶妙に居心地が良い。そして、明るさですがダウンライトが3カ所に設置されているので、点灯すれば明るすぎるくらいです。消灯した状態でも3方に窓がある＋吹き抜けで自然光でも明るいです。撮影をした時は、雨だったのですが十分明るい。おまけにロフトからちょっとスリルを感じる渡りの廊下がルーフバルコニーへと続いているのです。この秘密基地感が僕の少年時代の心をくすぐりました。

このロフトを寝室にするのも良いですが、かなりスペースが余りそうです。僕なら通称「人をダメにするソファ」と小さめのプロジェクターでプチシアタールームを作りたい。酒とポップコーンを嗜みながら楽しみましょう。

一応、他の部屋の話も。リビングダイニングの印象としては、奥行きがあるなというのと明るいということ。というのもこの物件、なんと18カ所も窓があるのです。かつ壁を白で統一することでさらに明るさを引き出しています。これでロフトが明るかった理由もわかる気がしますね。

場所は、逗子駅方面から新桜山トンネルを抜けた先です。駅までの間にセブンイレブンと業務スーパーがあり、日々の生活も便利。物件から約10分歩くと、みんな大好き「なぎさ橋珈琲」が。豊富なメニューと美味しい珈琲が魅力的。海一列目なので海を望みながら楽しめます。朝散歩のついでにモーニングするしかないですね。

この物件に住むとずっとロフトにいてしまうかもしれません。それだけ居心地の良い空間を皆様の手で作り上げていただきたい。どんな空間にするか、閃いた方は是非教えてください、一緒に妄想しましょう。