ロータリー横の新顔

新築戸建を賃貸できると聞いたらなんだか得した気分になりませんか。それが気持ちのいい場所ならなおのこと。鎌倉山のロータリーそばに新しく建てられた新顔をご紹介します。

広い土地を分割して新たに宅地造成し家を建てて売る、いわゆる建売というものに対して色んな意見があると思いますが、個人的には住宅街の中で所狭しと並び建つペンシルハウスにはあまりポジティブな印象を持っていません。逆に敷地に余裕を持ってのびのびとしている家なら建売もありなんじゃないかと思います。

ということで、今回の物件は4区画の分譲建売の1つです。ポジションは正面から見てひな壇地形の上段右、つまりお雛様ポジションに建つ家なので、やはり期待したいのは抜けた眺望。

1階のリビングからはちょっとした庭へ出られる掃き出し窓があり、下の段から元気に伸びている竹が緑のブラインドのように視界を遮ってくれています。隙間からはなんとなく向こう側の抜けた眺望が見え隠れする程度。

2階に上がると一気に視界が開け家並みの向こう側には丹沢山地まで望めます。もし竹が無かったら富士山まで見えるかもと思ってしまったものの、いや待てよ、竹が無かったら1階の眺望が味気ないものになっていたに違いないと思い直しました。

間取りは1階にリビングと和室、2階に洋室が3部屋。部屋数多めで駐車場や駐輪スペースもあるので5人家族くらいまでなら広々と暮らせそうです。ロータリーには大船駅行きと鎌倉駅行きの2つのバス停があり、通勤通学時間帯には1時間に2本の運行となっているので、1本乗り遅れても絶望することはありません。

またロータリーから続く「鎌倉山さくら道」には、抜けた眺望を楽しめるカフェ「ル・ミリュウ」や、登録有形文化財にも指定された料亭「檑亭」、チーズケーキが人気の洋菓子店「ハウス　オブ　フレーバーズ」など、立ち寄りたくなる店が点在しているのも魅力です。春には約200本以上の桜が咲き誇る桜の名所でもあります。

鎌倉山の観光ついでにお待ちしています。