がんばらないフリーダム(103号室）

がんばらない、気楽にいく、のんびりしよう。逗子ってそんなまちだよな、と常々思っています。ここもがんばらなくてよくて、ちょうどいい。ある程度自由が効いて居心地がいい。そんなマンションです。

築54年という古いマンションの1階の部屋。オーナーががんばりすぎないリフォームをしてくれたのがちょうど4年ほど前です。

室内のリフォームの内容は、少し余白がある感じで好印象。キッチンは既存の「小さな台所」感のあるものを残していたり、これまでの住人たちの名残を感じるところがいいなと思えます。そこに、無垢のフローリングやコロンとした洗面などが上手く馴染みます。浴室はそのままですが、全体的に水まわりに嫌な古さは感じません。

1階のベランダの先には庭（花壇でしょうか）がありますが、これは専有ではなく、マンションのみんなで管理しています。この庭スペースがあるから、道路との距離が少し離れていて、1階でも通行人の視線が緩和されるのもポイントなんだと思います。

まだあと少しやれそうだから、インテリアで自分らしさを追加してみる。はたまた、オーナーの承諾を得た上であれば、DIY可です（原状回復義務有）ので、さらに自分らしさを追求するのもいいと思います。

建物全体は普通に古くて、玄関まわりなどはレトロ感が満載です。レトロマンションが大好きな方にはドンピシャですが。これからも、いい住人の方に住み継がれて、より面白くなっていくのではと、今後の展開にも期待してしまいます。


※写真は退去時、クリーニング未実施です。