まる。

まず、この物件の情報を読んでみようということでしたら、先に間取り図を見ていただきたいです。このページの下の方にあります。

さあ、間取り図は見ましたか？丸いですね。丸い部屋です。正確には多角形なのでしょうが、丸いと言ってしまっていいと思います。こんな間取り図、なかなか見ないですね。間取り図を見るのが趣味なんです、という方にはたまらないと思います。

とにかく気になるこの丸い部屋。まず外観からその正体がわかりました。建物の中で、この部屋がある部分は3階建ての塔のようになっているのです。恐らく1階～3階まで同じ間取りなのでしょう。くるくると階段を上がって行きますと、3階の玄関前に着きました。

室内に入ると、うん。丸いです。窓は全て掃き出し窓でした。窓があるので、完全な円ではないのですが、ほどよくカーブを描いています。部屋の中心に水まわりの設備があり、室内はぐるぐると回遊できるのではなく、カーブに沿って行ったり来たりする感じです。

キッチンが部屋の真ん中にあり、それによって上手い具合にゾーン分けができているのもいいですね。手前のところに小さ目のテーブルを置いて、食事や仕事はこちらで。回り込んだ奥のところにベッドを置いて寝室にしよう。そんな計画になると思います。

インテリア相談も承りたいところですが、きっとこのコラムを読んでくれている方は、すでにあれこれと妄想してくれているはず。どうやって住みこなそうか、とワクワクしてくれていると嬉しいです。

物件があるのは、辻堂駅と海のちょうど中間地点くらいの住宅街の中です。低層の町並みが広がるので、窓からの景色もなかなか開放的ですよ。海までは自転車でついっと10分ほどで、サーフィンをする方にも嬉しいはず。駅までも徒歩でも充分歩ける範囲だと思うので、通勤がある方にもちょうどいいエリアだと思います。

湘南の町で、少し変わった部屋に住んでみる。人生で一度くらいそういう時期があってもいいですよね。