新型コロナの影響で内見に行きたいけど、今はちょっと。そんな日々が続いています。とは言え、できるだけ早く今の住まい環境を変えたい。そうした声をちらほら聞くようになってきました。そこで、現場に鎌倉R不動産スタッフが出向き、ZoomやLINE、FaceTimeなどのサービスを利用してライブ動画配信でお客様に画面上で物件を内見いただくサービス「リモート内見」を始めました。
現場ではこんな感じでスタッフがご案内いたします。緑と頭がシンクロして……雑情報失礼。 お客様からは通常と同様に、まずお問い合わせフォームからメールにてお客様アンケートにお答えいただいた上で、リモート内見日程を調整させていただきます。お手元に、物件の間取図や周辺地図、質問メモなどを見ながら画面を共有し、スタッフに見たいところを、例えば「バルコニーに出てみて!」などとお伝えいただきながら画面で現場の様子をご覧いただきます。
お持ちの家具のサイズが入るかなども相談いただけたら、現場で寸法をお知らせしますので、お持ちの家具サイズと合わせていただけます。ご自宅の家具をオンラインで拝見できれば、お互いの様子が見られる分、改装相談のアイデアもより具体的になります。途中、私たちがR不動産らしく、お客様からのご要望を超えて、どうしても見てもらいたいこの物件のツボも無理矢理共有させていただくこともありそうですが、そんな暴走にも是非お付き合いください。
つい、マニアックにtoolboxの換気扇「フラットレンジフード」の説明とかしちゃったりして。 そもそもの発端は、売買物件のご相談をいただいたお客様にヒアリングを重ねた上で、物件紹介をしている時に感じる内見調整の難しさでした。特に中古の売買物件の内見を手配するには、売主や先方の担当者、そして購入検討者であるお客様に私どものスケジュール、物件ごとに異なる担当者とやりとりし、限られた時間内に予定を組む。移動手段も駐車場確保も……。
物件が高額になるほど、売主も買主もご多忙なため、それぞれの関係者の調整は至難の業となっていきます。そこで事前にある程度の信頼関係が築けていれば、あらかじめ私たちが現場に行って、それを動画配信しながら見てもらえれば、時間の制約が厳しいお客様でも物件探しが楽になるなと思っていたのです。
最終チェックに実際に内見いただくことは必要だと感じています。ただそれまでの過程もやはり大事だと私たちは考えています。とりわけ売買物件での不動産屋がお客様個別に提案するやりとりは当たりハズレもあって、しかし時にグルーブ感が生まれたりもして、鎌倉R不動産のスタッフにとってもこれが醍醐味ですし、お客様にも一緒に楽しんでいただきたい。
まずはこの新型コロナの影響があるこの時期にこのサービスを使ってもらえればと思い、始めてみました。物件の募集ページ頭に【リモート内見可能】としている物件はリモート内見を受け付けておりますので、この機会に是非お問い合わせください。
*リモート内見のお問い合わせは該当物件のお問い合わせフォームのお問い合わせ内容欄に「リモート内見希望」と記載してお問い合わせください。
また、その発展形として、リモートでのヒアリング・相談も今後行っていこうと考えています。お客様からヒアリングを行う際にZoomなど画面共有ができるオンライン会議ツールを使うことで、Googleマップを共有しながらエリアの特徴や近隣の施設の説明などができるとイメージが具体的になるのではないか、などと妄想しております。(蛇足ですが、Googleマップのフル3Dモード機能のスキルはコマツ、自信あります)
特に鎌倉・湘南エリアの説明をするにはこのイメージ共有は有意義だと感じています。
一列目物件「七里の海に向かって」の物件と海・江ノ島・富士山の関係|画像『googleマップ』より 改装相談も写真のイメージを共有しながらお話ができますし、住宅ローンのシミュレーションや契約からお引き渡しまでの確認作業なども、より正確・丁寧にサポートできると感じています。最近のリモートワークにより、少しずつスタッフも個別に実践中です。
また、通常の物件の内見について、鎌倉R不動産では、新型コロナウイルスの感染拡大防止の取り組みとして、スタッフの体調管理、物件の手に触れやすい部分の消毒、内見前の換気など、できる限りの予防策を講じた上で物件の内見ご案内等を行っております。今後の状況によっては、物件内見や現地対応などを保留・延期をご相談させていただく場合がございます。個別の物件の対応状況については、各物件ページのフォームよりお問い合わせください。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。