ビーチへダイブ

まるで南国のリゾートホテル。オーシャンフロントどころか、バルコニーからビーチへダイブできそうな距離感にやられてしまいました。

葉山で一番広い砂浜の森戸海岸。その目の前に建つリゾートマンションです。元はリゾートホテルだった建物を改修していることもあり、部屋はほとんどワンルーム。洗面、浴室まわりとミニキッチンがコンパクトに配置されています。昭和の香りが漂うロビーにはホテルのようなフロントと、待ち合わせの椅子テーブルセット。その奥にはオーシャンビューのフレンチレストランも入っています。最近は女子旅人気でここを訪れる方も多いそうです。

バルコニーからは、視界を遮る遮蔽物はゼロ、正面に富士山と江ノ島、右手に葉山マリーナや鎌倉の海岸線が続き、左手には森戸神社が拝めます（取材時は霞んでいてなんとなく富士山の輪郭が見える程度でした）。この眺望だけでもう十分過ぎるのですが、個人的に嬉しかったのはマリンスポーツを眺めることができるところでしょうか。浜辺ではちょうど学生達がディンギーヨット（スナイプ級と470級）を砂浜に上げて、休憩していました。学生時代は僕も470級でインカレを目指していた過去もあり、懐かしくも微笑ましく、いつまでも見ていたい光景でした。

沖にはウィンドサーフィンやサップ、釣りボートなんかも出ています。ウィンドサーフィンを楽しんだり、たまに釣りしたり、愛犬と砂浜を散歩したり、バルコニーから海を眺めたり。ここでの海の楽しみ方は三者三様ですが、みなさんこの森戸海岸が好きなんだろうなと感じました。

そうそう、夏にはマンションの前に海の家が建つそうですが、視界が全面的に遮られるほどではなく、海と富士山の眺望は楽しめることは調査済みです。夏は目の前から打ち上がる花火大会も楽しみですね。

人気エリアだけあって周辺には飲食店やカフェが点在していて、ドラッグストアやスーパーも徒歩圏内。週末やバカンスを過ごすには良いロケーションだと思います。マンションはビーチに直結していて直接海へ出ることも。部屋に洗濯機はありませんが最上階に共用のコインランドリーもあります。家具・家電も付いているので、すぐにセカンドハウスとしてご利用いただけます。

オーナーに話を伺い、室内を撮影して、ぼーっと海を眺めていたら、いつの間にか沖合の白波も徐々に穏やかになり、アビームで走ると気持ちよさそうな海面になっていました。思いのほか長居してしまったようで、学生達も出廷を始めています。バルコニーからビーチへ飛び降りて、「少しだけ乗っけてー」という言葉を飲み込んで部屋を後にしました。

※セカンドハウスとしての募集となります。本宅としての利用は出来ませんので予めご了承ください。また家具家電付きの賃貸となります。詳細は現地にてご説明します。