眺めて暮らす-改装素材-

【価格変更しました】
相模湾に向かって緩やかに広がる家並みと、遠くに連なる山々が海を囲み、空の青さも相まってしばし見とれてしまいました。“何を見て暮らしたいか” は、住まいを選ぶ大きなポイントではないかと、個人的には思います。

募集区画は5フロアからなるマンションの最上階。南側に面した掃き出し窓からの眺望は、両側を自然豊かな山々に囲まれた逗子のパノラマビューです。左には逗子と葉山の境目にある桜山、右には披露山の高台がひっそりと構えていて、それぞれの季節の変わり目ごとに異なる表情を見せてくれます。

目の前を走るJR横須賀線の線路の先に広がる市街地は、両サイドの山々に抱かれ、さらに先にある穏やかな相模湾が空に溶け込むのです。線路に近いのですが、電車の振動や騒音はほとんど感じられず、抜けた眺望を楽しみながらのびのびと過ごすことができます。

でもなんだか、室内はこの眺望の良さを活かしきれていないような気がするのです。間取り図を見てみましょう。募集区画は台型の1LDKで、3.5帖の洋室もユニークな形をしていて、シングルベッドを入れると窮屈なくらい。

一方、リビングダイニングは約24帖という広い空間、そこには間仕切りがあり、キッチンの反対側の空間を寝室として活用できそうです。構造を確認しながら、この空間と洋室を隔てる壁を撤去し(写真③、④)、リビング側に壁、そしてガラス戸もつければ、より明るく開放感を感じる寝室に。朝の光が部屋まで優しく照らしてくれるでしょう。

そして、その光でさらに部屋の表情をつけるには、壁と天井を漆喰で仕上げてあげれば、光の入り方によって部屋の印象が変わるのも楽しめたりするかも。床には無垢材を敷き詰め、リビングの一区画は小上がりにして畳の空間に。晴れた日には窓を開け放ち、畳の上に寝転びながら眺望を楽しむことだってできます。

キッチンについては、現状のままでも使えますが、色合いは少し重い印象を受けます。例えば、下がスケルトンのキッチンに交換して自らの手で収納棚をDIYするのも楽しそう。そして、スイッチや照明などの細かいパーツも自分好みに…と、楽しい妄想のお供には、Ｒ不動産のグループ会社である「toolbox」のカタログやウェブサイトを参考にしても面白い。

JR逗子駅までは徒歩12分ほど。駅前の中心部は個人商店が点在しているので、帰りは少し遠回りして馴染みのお店を発掘しましょう。暮らしていくうちに部屋からのビューは特別なものになっていくはずです。