カクカク海チカ

まず物件までの道のりが、夏の湘南というイメージでした。江ノ電の「湘南海岸公園」駅で降りて、境川の橋を渡って。その間に、サーフィン教室に来ている学生さんたち、地元のサーファーさんたちとすれ違います。湘南の青空の下をてくてく歩き、住宅街の中に洒落たマンションが見えてきました。

エントランスは数段階段を上がって。小さな規模の賃貸マンションで、ワンフロアに2区画という造りです。エレベーターはありますが、使用できないということなので階段で1フロア分上がります。

さあ、室内に入ってみると間取り図通りのカクカクとした部屋の形がなんともユニーク。南側のバルコニーの先は、低層の住宅街で、ちょうどマンションのオーナーのお宅の庭が見えていることもあって、圧迫感も感じませんでした。

LDKは窓も多く、掃き出し窓以外にも小さな窓が粋に配置されています。その隣の和洋室はフローリングに畳がはめ込まれたようなフラットな造り。そして最上階だからか、全体的に天井が高く開放感もあるなと思えました。

洋室もカクカクとした形をしています。こうなると、家具の配置についてはセンスとテクニックが必要になるかもしれません。ですが、例えば二人暮らしで家具はコンパクトなもので揃えて必要最小限に。和洋室にあえて布団を敷いて寝る暮らしをしてみて、洋室の方は趣味やリモートワークの部屋にする、なんてどうでしょう。ダイニングテーブルは、丸テーブルだとしっくり収まるかもしれませんね。

水まわり設備はいい具合に更新されていて、浴室はややコンパクトではありますが充分かと。キッチンについては、窓もあってなんだか素敵です。

ペットとの暮らしもご相談可なので、海までの近さをペットと一緒に楽しめるといいかもしれません。海岸までや川沿いの遊歩道をいつもの散歩コースにして、ゆるく海チカの暮らしを満喫しようではありませんか。

片瀬江ノ島駅の近く、134号線沿いにスーパーがあるので生活用品はそこでも揃いますし、もう少し選択肢が欲しい場合は、藤沢駅での乗り換えのタイミングで買い物をしてから帰宅するのが効率的かと思います。都心へのアクセスも悪くない藤沢の海側エリア。朝はサーフィンをしてから小田急線に乗って新宿方面へ、なんて通勤スタイルもありです。



※現地エレベーター使用不可
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