リビング|中心に暖炉がありその奥には海遠望のデッキへと続く
緑に覆われた山から見下ろす海。ロケーションもさることながら、別荘建築ではあまり見かけない、どこか店舗のような濃厚さを感じる三角屋根の大空間から海を遠望することで一層、優雅な気持ちにさせてくれます。この魔法がかかったような空間が、また来たくなる別荘としての魅力なのかもしれません。
場所は熱海を超えた伊豆半島にある伊東市。ゴルフ場の名門「川奈ホテルゴルフコース」の近くにある別荘地の一画にこの物件はあります。この物件の3階部分にあるロフトから世界的にも有名だという「富士コース」をチラリと見ることができます。
せっかくなので、まずはこのロフトから説明していきたいと思います。居室として作られていないので急勾配な階段をあがった場所にこのロフトがあります。
現在は男のロマンが凝縮された空間になっていますが、魔女の宅急便やシンデレラの屋根裏部屋のような空間にも化けそうです。まさに映画のように、上げ下げするのに少し苦戦する古くなった縦長の窓からは、オレンジ色の瓦に煙突、そしてその先に海を見ることができるのです(写真4枚目と15枚目左)。もうこんな秘密基地的なロフトがあったらしばらくこもってしまいますよね。
もちろんリビングも期待を裏切りません。リビングへは道路から入って玄関をあがり、階段を下りた先にあります。この少し下がった位置にある動線もワクワクします。階段を下り切ると、そこには三角屋根の天井に木の構造躯体で構成された大空間。視線の先にはウッドデッキの先に海!
敷地は奥に長い形状のため、眼下に広がる緑の斜面も所有することになるので、建物が建築されて視界が遮られることは考えにくいです。庭は広いので家庭菜園やテントを張ったりする場所もあります。
話をリビングに戻して、リビングの中心付近には大きな暖炉。丸く暖炉を囲むようにみんなで集まって火を見ながら過ごす時間も楽しいことでしょう。室内にある照明器具もこのリビングの雰囲気を引き立てます。
この建物を建築した方は都内で飲食店をされていた方だそうで、その装飾センスがここでも発揮されたのでしょう。詳しいことは分かりませんが、照明や家具は一点物のように見えます。
一通り、リビングと景色を楽しむことができたら、お待ちかねの露天風呂温泉!
この物件には、なんと庭先に温泉を引き込んだお風呂小屋があるのです。シャッターを開け放てば、見事な海見え(写真3,10枚目)。外からの視線も気にせずに開放的な露天風呂を楽しむことができます。
こちらは20年前に建てられてそこまで使用頻度は多くなかったため、まだまだ綺麗です。なお、温泉使用を開始するには、別荘管理会社を経由して別途契約を締結する必要があります。
この他、室内にも浴室はあります。普段使いはこちらが便利かと思います。この浴室や洗面台などの設備は古いものではありますが、素敵なので残して使っていきたい。築38年の家ですからそれなりに修繕の必要がありますが、そう思わせる部分が多い家です。
これまでに台所などは交換されていますが、せっかくなので再度更新しても良いかもしれません。それなりに手はかかると思いますが、それでも魅力がいっぱいの建物ですので、丁寧に直しながら使い続けていく方に興味を持ってもらえたらと思っています。
ここに来れば日常からははっきりと縁が切れそうです。いや、待てよ。今の時代であれば、こちらでの暮らしを日常にしてしまっても生活が成り立つ人たちがいるのではないでしょうか。そうなると楽しいですよね。なるべく東京へ行くことを減らすために、この自然の中での暮らしを紹介する意味で、東京で働く職場のスタッフや友人や家族を呼ぶことが増えていきそうです。
お気に入り
- 価格
- 6,280万円
- 建物面積
- 141.01㎡
- 共益費
- なし
- 修繕積立金
- なし
- 所在地
- 静岡県伊東市川奈
- 交通
- 伊豆急行線「川奈」駅 2.8㎞(車約5分)
- 建物構造
- 木造 3階建て
- 所在階
- 築年
- 1985年
- 土地権利
- 所有権
- 敷地面積
- 760㎡
- 都市計画
- 非線引き区域
- 用途地域
- 建蔽率/容積率
- 20%/60%
- その他費用
- 別荘地共益費(年額):68,552円(税込)
- 設備
- 公営水道/個別浄化槽/プロパンガス
- 備考
- 地目:山林/温泉使用開始には別途契約が必要となります/契約不適合責任免責/土砂災害特別警戒区域/庭付き/バイク置場あり/駐車場あり
- 取引態様
- 媒介
情報修正日時:2023年9月8日
情報更新予定日:2024年12月7日
※掲載の情報が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。
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