鎌倉団地‐つくりそだてる‐

【入居後もDIYできます】

私たちが惚れこみ、素敵な区画のご紹介や、自らオーナーになっての改修など、様々な試みをしてきた鎌倉グリーンハイツ。「DIY体験付きの賃貸」というプロジェクトで、お客様と一緒にコツコツDIYしてきた区画が、遂に完成を迎えました！

ほんの一部ですが、この部屋のこだわりポイントについてお伝えします。元は和室3室とLDKの作りでしたが、取れる扉や壁はすべて取り払い、仕切りは必要最小限に。美術館の展示室みたいに回遊できる間取りとしました。

そう、この部屋には収納も含めて扉がほぼありません。（さすがにトイレと風呂には扉あり）収納を想定している部分には上部にアイアンパイプを流してあるので、カーテンで仕切るスタイルです。

森と対面している「リビングルーム」は真ん中に立つと、窓から見えるのがほぼ緑のみ。集合住宅に住んでいるとは思えないビューなのです。神奈川県南足柄市産の「あしがら材」の無垢フローリングが素足に柔らかく、寝ころぶと南足柄の森にいる気分になれるんじゃないかと思っています。


※あしがら材とのストーリーが気になった方は、こちらから
地域材を学びながら使う【連載第1回】
地域材を学びながら使う【連載第2回】
地域材を学びながら使う【連載第3回】
地域材を学びながら使う【連載第4回】


日当たりはよく、日中は冬でも暖房なしでぽかぽか暖か。将来的には、陽光をたっぷり浴びて、フローリングの日焼けでさえ味わいになってくれないかな。たまにオイルでメンテナンスしてくれると、よりいい感じに育つと思います。

「洋室2」はリビングと一体となった部屋で、床はざらっとしたサイザル麻なので、素材の違いを楽しんでほしいです。寝ころんでリラックスしたり、窓回りの木枠をベンチ風に使ってみたりと、ゆったりできるスペースになりそう。

「DK」にはヒノキの厚板からシンクとコンロ部分をくりぬいたアイランドキッチン。木製の天板は水気をしっかりふき取ることが必要なので、毎日愛着を持って手入れしてくださいね。カウンターも兼ねているので、作る人と対面して食事もできて、カウンター下や背後にも家電や食器を置くスペースは割としっかりあります。

「洋室1」は玄関に近く他の部屋と区切りやすいので、オプションで扉を付けて、生活空間と分離された仕事場にも使いやすいんじゃないかと思っています。既存の塗装壁にペンキ塗りをすることで、とても柔らかい表情の部屋になりました。

風呂、トイレなど水まわりは全て一新。防水や設備まわりは工務店にお任せしましたが、実は、風呂のタイル貼はDIYではなかなかの難関だったのです。美観的な点ではツッコミどころもある仕上がりですので、そのあたりは温かい目で見てくれる方に、是非。

「DIY体験付きの賃貸」の面白さは、住んだ後こそ本領発揮。巾木の隙間やら、フローリングのちょっとした浮きやら、暮らしてみて気になるマイナートラブルは、自分で補修してみようかなという方に住んでもらえると嬉しいと思っています。扉を付けたい、壁の色を変えたいなど、大きめの改修はご相談ください。この部屋を育ててくれる改修でしたら、前向きに相談にのっていきます。

ちなみに、駅から離れた立地ですが、だからこその魅力や生活イメージはこちらから読んでみてください。読み返して、私たち、グリーンハイツ大好きだな！って思いました。

夏祭りが開催されました
鎌倉団地に暮らすひと第3回
鎌倉団地に暮らすひと第2回
「カマクラクラスVol.13」

撮影（1~11枚目）：八幡宏