ブルックリンなワンルーム

アメリカドラマで出てきそうな部屋です。郊外の大きな屋敷ではなく、ブルックリン辺りに建つ石造りのアパートの一室。ここならビッグサイズの家具も間取りを気にせずレイアウトできるはずです。

ガランとした約67平米のワンルーム。ノーマルなマンションの間取りなら、間仕切り壁を入れて2部屋くらいは造れそうな広さです。それでもちょっとくらい壁がないと心許ないと思う方は、どうぞ壁を造ってください。この状態なら色んなことにチャレンジできると思います。それにしても、このスコーンと抜けた空間は清々しくて潔い。

何もない空間をじっくり観察しながら、どんな生活を送れるか想像してみてください。

アメリカンスタイルでいくとしたら、まず奥の掃き出し窓近くに置きたいのがマストアイテムのキングサイズベッド。バルコニー横のスペースに仕事机をはめ込んでも良いと思いますが、仕事はやっぱりクッション性の高い大きなベッドの上がはかどります。

朝の散歩途中に買ったシュガードーナツをコーヒーで流しこみながら、ベッドにあぐらを組んでパソコンをカタカタカタ。オンラインミーティングの時だけ顔周りを整えて参加すると裏山から鳥の囀りが。一瞬ミーティングは止まるものの、あー◯◯の部屋ね、羨ましいなぁと空気が和みます。そう、ここは大都会の中心部ではなく、山に囲まれたマンションの一室なんです。角部屋で真南と裏山のある西側にも窓があり、部屋の中で緑を感じることができます。トイレと風呂にも窓が付いているのがまた良い。窓を開け放った風呂で夜更かしの翌朝に浴びるシャワーは、サウナがなくてもバッチリ整うはずです。

話を戻しましょう。ベッドの手前にはL字型のレザーソファ、ごつめのローテーブルと大型のテレビをレイアウトすれば、友人を招いての週末ムービーナイトは盛り上がること間違いなし。ソファに深く腰掛けてローテーブルに足を放り出し、1人1ホールのピザとボトルのバドワイザーを堪能しましょう。クリスマスはキッチンのビルトインオーブンを駆使したターキーの丸焼きで決まりです。

移動の相方はロードバイクとメッセンジャーバッグ。ここからだと小坪漁港まで自転車で6分ほど。新鮮な魚介が人気の定食屋や隠れ家カフェ、おしゃれなイタリアンなどまち歩きも楽しいスポット。それに逗子駅までは自転車で約9分、鎌倉駅まで12分ほど。駐車場に空きがないので近隣で探すしかありませんが、車がなくても相方さえいれば移動は問題なさそうです。屋根付きの駐輪場はあるものの、あえて部屋の壁にディスプレイするのがアメリカンスタイル。ちなみにバス停は逗子駅行きと鎌倉駅行きで2つあるのでご注意を。

どうでしょう、ほとんど勝手な妄想の話になってしまいましたが、こんな暮らし方してみたいという方お待ちしてます。