2019.6.4 |
real local 食卓の風景をつくる「PIMONIHO(ピモニホ)御成ふくろ小路店」オープン渡辺麻里子(鎌倉R不動産) 鎌倉R不動産で募集していた物件が、キッチン雑貨のお店&ギャラリーとしてオープンしました! 「食卓の風景」といわれるとどんな風景を想像するだろう。テーブルがあって椅子があって…という風景だろうか? 伊達さん曰く、例えば、芝生の上にブランケットを敷いて、ワインとパンを並べてピクニックする。寒い日にベランダに出て、大判のストールにくるまってコーヒーを飲む。それらのことも「食卓の風景」なのだ。では、そんな風景の中で、どんなブランケットがいいか、ワインを入れる籠があると素敵じゃないか、ストールはどんなものがいい? マグカップは? 音楽やアートだってあるといいし、着ているものだって心地いいと嬉しい…。そんな風に、どんどんと膨らむ想像力と好奇心。それを満たしてくれるモノやコトが揃っているのが、伊達さんのショップである。 「PIMONIHO(ピモニホ)御成ふくろ小路店」では、伊達さんが思う「食卓の風景」にあったらいいなと思える数々のモノたちが、2階建てのショップの中に美しく陳列されている。セレクトされた食器などのキッチンまわりの道具たち、布の小物や籠などはどれもシンプルで丁寧なつくり。様々な人やイメージ、テイストにスッと馴染むモノが多い。そして、ひとつひとつにしっかりとストーリーを感じることができる。 空間をデザインすることがずっと好きで、大学時代はテキスタイルデザインを専攻、卒業後はテキスタイルデザイン、グラフィックデザイン、アート制作の仕事をしていたという伊達さん。その後、料理家としても活躍し現在は由比ヶ浜駅前に小さなショップと、PIMONIHOのスタジオとして「PIMONIHO Studio+」を展開している。 3つ目の拠点となる御成ふくろ小路店は、ショップとスタジオ・ギャラリーの役割を担う場である。1階は土間敷きのシンプルなワンルーム、2階はウッディーな感じというメゾネットの建物で、しかも変形間取というクセのある物件なのだが、この物件をみつけて内見したときには、早々と「どうやって使おうかとわくわくしていた」と振り返る。 この建物は、「鎌倉R不動産」のサイトで募集をしていた物件なのだが、そもそも立地が魅力的だったと伊達さんは話す。JR横須賀線鎌倉駅から徒歩5分というアクセスの良さ。なのに、駅チカにありがちな騒々しさはなく、ふくろ小路という少し特殊な場所にあるのだ。このふくろ小路の手前は、昨年10月に新築されたカヤック本社。そこから路地を進むと現れる広場は、鎌倉の特別な異空間に迷い込んでしまったかのように錯覚する。走っていく江ノ電が見えるのも面白い。 これからこのふくろ小路がどのように変化していくのかも楽しみの一つ。「PIMONIHO御成ふくろ小路店」での展示会・イベントの予定については「PIMONIHO」のwebサイトをチェック。 名称:「PIMONIHO(ピモニホ)」御成ふくろ小路店 |
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